
「紫がいい」。お子さんはそう言うけれど、紫にもいろいろあります。淡いラベンダー、深い紫、くすんだ紫。うちの子には、どの紫がぴったりなんだろう。そう悩んでいませんか。
その答えは、じつはお子さんの話の中にあります。「どうして紫が好きなの?」。そう聞いて、”好き”の場面を具体的にしていくと、ぴったりの紫が見えてきます。
毎年秋、お母さんとおばあちゃんと行くぶどう狩りが大好きな子は、「あのぶどう、本当に大好きなの」と、濃い紫を選びました。その一言が聞けたら、思い出のそばにある色を選び、配色まで一緒に考えていける。子どもの”好き”を、色で再現できるのです。
それは、その子の”好き”を親子で分かち合うということ。選んだ紫は、これから始まる6年間の、たくさんの会話のきっかけになります。
目次
紫のランドセルはなぜ人気? 女の子はいつから選ぶの?
紫のランドセルが選ばれるのは、その子の”なりたい自分”を映す色だからです。少しお姉さんになった、あの気持ち。だから紫は、みんなが選ぶ無難な色ではありません。
いつから選ばれているのか。その問いにも、はっきりした答えがあります。ランドセル工業会の調査では、長く定番だった赤にかわり、2021年から紫・薄紫が女の子の人気1位に定着しました。“女の子は赤”という前提は、もう過去のものです。

出典:ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査」各年(女児・購入した色)。かつて1位だった赤は、2026年は5位(6.6%)です。
親御さんからは、こんな声を聞きます。「色の組み合わせで大人っぽく見えるので安心」。配色しだいで、紫色は落ち着いた印象にもなる。子どもの”好き”と、親の”いいね”が、めずらしく同じ方を向く。紫は、ピンクよりも親御さんの抵抗が少ない色でもあります。その小さな一致が、この色をそっと後押しします。
紫のランドセルの色味はひとつじゃない。お子さんに似合うカラーは?
「紫」は、ひとつの色ではありません。淡いラベンダーから、深い紫、少しくすんだ紫、紫みをおびたピンクまで。ひとくちに紫と言っても、その幅はおどろくほど広いのです。
淡いラベンダーは、優しくて、どこか癒される色。少し青みがかったアイリスは、上品さと可愛らしさをあわせもちます。深いディープパープルは、凛として大人っぽい。くすみをおびたパープルは、落ち着いて洗練された、エレガントな印象に。近ごろは、こうしたニュアンスのあるパステル系の紫も人気です。同じ紫でも、色味がひとつ変わるだけで、まとう雰囲気はがらりと変わる。それが、紫という色の魅力です。だからこそ、その子に似合う一つのカラーを、じっくり選んであげたいのです。
似合う紫は、肌や瞳の雰囲気でも少しずつ変わります。青みの強いアイリスは、すっきりした印象の子に。赤みをふくんだくすみパープルは、あたたかい雰囲気の子に。むずかしく考えなくて大丈夫です。実物を顔の近くに当てて、ぱっと明るく見える一つを選べば、それがその子に似合うカラーです。

※画面表示の都合上、色はイメージです。実物はショールーム・貸出でお確かめください。
たとえば、こんな子がいます。毎日お母さんと一緒に、園のバスへ向かう道。そこに咲いていたラベンダー。その花が大好きな女の子が、「あのお花の色がいい」と言いました。その子にとっての紫色は、あの通園路の色です。毎朝ふたりで歩いた、あの薄むらさき。理由は、こんなふうに、その子の暮らしの中にあります。
きっかけが、大好きなキャラクターのこともあります。ある女の子は、お母さんと映画を観に行って、あるプリンセスが大好きになりました。そのあと、ミュージカルまで一緒に。あこがれのあの人と同じ紫を身につけると、少しお姉さんになった気持ちになる。その紫は、なりたい自分の色です。
紫は、女の子だけの色でもありません。青みのある濃い紫を選ぶ男の子もいます。深く落ち着いた紫は、性別を越えて似合う色です。
ところが、その子が気に入った”場面の色”が、既製のランドセルの棚に、ちょうど無いこともあります。淡いアイリスに近い子。深いディープパープルに近い子。心に浮かんだ色味と、並んでいる色が、ほんの少しだけずれる。そのとき、どうするか。
「自分だけの紫」を、親子でつくる。オーダーメイドという方法
棚から選ぶだけでは出会えない紫は、つくればいい。たとえば羅羅屋では、本体、へり、糸、内装。それぞれのカラーを組み合わせて、その子だけの一つのランドセルをつくれます。その組み合わせは、530億通り以上。3Dシミュレーションで、できあがりをその場で試せます。
でも、オーダーの本当の価値は、色を無限に選べることではありません。その子のお気に入りの”場面”を、配色で再現していくことです。
ぶどう狩りの秋なら、本体は濃い紫に。へりには、実りの色を一本。糸は、つるの緑をひとさじ。そうやって、家族と過ごしたあの一日が、少しずつ一つの色の組み合わせになっていきます。羅羅屋の紫、たとえばアイリスやディープパープルを起点に、その子の”場面の色”が具体的に見つかる。

本体のカラーを主役に、へりに思い出の色を一本、糸にひとさじ。色数をしぼりトーンをそろえると、まとまります。本体×へり×糸×内装の組み合わせは530億通り以上です。
決めるのは、子どもです。どんな場面を、どんな色で残すか。でも子どもは、自分の「好き」をうまく言葉にできないことが多いもの。だから親が、「あのお花、きれいだったね」「あのぶどう、おいしかったね」と、好きな理由を一緒に思い出し、言葉にしてあげる。その役割が、親にはあります。丈夫さや背負いやすさを見るのも、親の役目。そばで目を細めて見守るのは、おじいちゃんとおばあちゃん。役割は、自然と分かれていきます。
紫の語彙も、ぐっと増えます。小花の刺繍が愛らしいライトパープルのエンジェル・ララ。黒にアイリスを合わせたクロミ。ラベンダーとピンクを重ねたマイメロディ。半かぶせがおしゃれなプレシャス・リボン。パール調で上品なジュエルパープル。こうしたモデルの色味を手がかりに、その子の紫が見えてきます。
どの紫が正解か、ではありません。この子の紫は、この子と一緒につくる。自分で選んだ色と、一緒に見つけた時間は、6年間ずっとそばに残ります。
高学年で後悔しない、紫のランドセルの選び方
後悔しない紫のランドセルの選び方は、色そのものよりも「作り」を見ることにあります。まずは、色の不安から解いておきましょう。紫色のランドセルでいちばん心配されるのは、色あせでしょう。ふだんの汚れは拭けば落ち、日焼けはカバーで防げます。濃い紫は目立ちにくいだけで、淡い紫でもすぐ目立つわけではありません。色で日焼けの有無は決まりません。飽きも同じで、羅羅屋の店頭でも、ラベンダーやくすみ系の紫色は高学年になっても好きな子が多いです。自分の色の話になると、子どもは嬉しそうに反応します。親御さんも「お姉さんになっても似合うね」と、よく声をかけています。
後悔の正体は、色ではありません。色やデザインで後悔した子はいません。あえて言えば、軽さに振り切った作りを選び、6年の途中でくたびれてしまうこともある、それくらいです。
だから、見てあげたいのは作りです。羅羅屋は、素材と縫製から、強度を削らずに設計で軽くしているので、6年の途中でもくたびれにくい。それでも、もしものときは「ランドセルをつくった職人だから、直せる」。値段の高い安いより、その作りと、直せる備えがあるか。そこが、6年を安心して任せられるかの分かれ目です。
いじめの心配も、お子さんが納得して選んだ色なら、いまはからかいの話をほとんど聞きません。くわしくは、別の記事でふれます。
出す側も安心。紫のランドセルを、直しながら6年使える
費用を出すおじいちゃん、おばあちゃんにも、安心があります。孫の入学に、何か一つは関わりたい。そう思う祖父母は多いものです。会場へ一緒に来て、「孫に買ってあげるんだ」と嬉しそうに話す姿を、よく見かけます。送金だけでは、その喜びを孫と分かち合えません。
気づかいは、双方向です。読者の方は「義理の親に気をつかう」と一方向で悩みがちです。でも祖父母のほうも、実のお子さんにおっかなびっくりで、嫌われたくないと思っています。だから、候補を絞って「この中からどれがいい?」と差し出すことは、祖父母にもありがたい合図になります。「本人に選ばせたいので」と先に伝えるのは、指定をやわらかく防ぐ予防線。金額は口に出さないのが穏やかです。
自分で選んだ色は、飽きません。原則すべて無料で修理し、6年間保証するから、一つのランドセルを、直しながら6年使えます。
実物のランドセルで、”運命の紫”に出会う
画面で見る色と、手にとったランドセルの色は違います。だから最後は、実物で。予約のいらないショールームで、全色もオーダーも試せます。遠方や忙しいご家庭には「おうちでラン活」も。公式も「小学生になったつもりで、ご自由にお試しください」と言っています。
祖父母も一緒に、実物を囲んでください。決めるのは、本人です。気になる値段のことは、別の記事でくわしくお伝えします。
よくある質問
紫のランドセルは、どんな服装に合いますか?
制服にも私服にも合わせやすい色です。特にくすみ系や落ち着いた紫は、どんな服ともなじみます。
選ぶときに、いちばん気をつけることは?
お子さんが納得して選ぶことです。色味は、実物と光の下で確かめてください。
紫・パープル・バイオレット・ラベンダーは、何が違うの?
呼び名の違いで、指す範囲は重なっています。淡いのがラベンダー、青みが強いのがバイオレット寄り、と目安で捉えれば十分です。
ランドセルで一番人気の色は? 紫はどのくらい人気ですか?
女の子では、いま紫(薄紫・ラベンダー)が一番人気です。ランドセル工業会の購入調査でも、2021年から女の子の1位が続いています。長く定番だった赤は、いまは上位から外れました。
紫のランドセルは、高学年になっても似合いますか?
似合います。とくにラベンダーやくすみ系のパープルは、大人っぽく落ち着いた色味なので、6年生になっても好きでいられる子が多い色です。
紫のランドセルで人気の色味は?
淡いラベンダー、上品なアイリス、深いディープパープル、洗練されたくすみパープル。オーダーなら、こうしたカラーを本体・へり・糸で自由に組み合わせられます。
まとめ
紫は、”お姉さんになる自分”を選ぶ色。羅羅屋なら、選ぶを超えてつくれます。残るのは色そのものではなく、その子が自分で選んだ理由と、親子で見つけた時間です。「お姉さんになりたい」という今の気持ちごと選んだ紫は、6年後の自分も、ちゃんと好きでいられます。