ランドセルの色は、”好き”が決め手|2027年の人気カラーと後悔しない選び方【男の子・女の子】|ララちゃん公式

ララちゃんランドセルのカラーコレクション。10色のランドセルが並ぶ

ランドセルの色選びに、正解はありません。6年間そのランドセルを好きでいられるかどうかは、人気ランキングの順位ではなく、お子さんの「好き」で決まります。

ランドセル工業会の調査でも、購入の決め手の1位は「子どもの好きな色だった」で、回答の52.5%にのぼります。デザインや機能より、まず「好き」が選ばれているのです。

色を選ぶとき、多くのご家庭は「人気の色はどれだろう」「この色で後悔しないかな」と、検索から始めます。けれど展示会では、ランキングなど気にせず一直線にお気に入りへ駆け寄って、ぎゅっと抱えて離さないお子さんを、毎年たくさん見ます。最後に決め手になるのは、いつもその「好き」です。

この記事では、2027年の人気カラーと男の子・女の子別の傾向をお伝えしたうえで、好きを起点に親子で選ぶ3つのポイント、そして「この色で大丈夫かな」という不安への答えまでをまとめました。色で迷うこの時間そのものが、入学から卒業までずっと「お気に入り」でいられるランドセルの、始まりです。

ランドセルの人気色は?2027年の男女別の傾向と定番カラー

ランドセルのカラーは、ここ十数年で大きく広がりました。かつてランドセルといえば黒や赤が主流でしたが、ある大ヒット映画作品をきっかけに水色やラベンダーが一気に定番へ加わり、いまでは選べる色の幅がぐっと豊かになっています。まずは2027年の男の子・女の子別の傾向を、人気カラーとあわせて見ていきます。

女の子に人気の色の傾向

女の子は、本体の色そのもので個性を出す傾向があります。定番として根強いのは、ピンク、ラベンダー、水色、そしてくすみがかったパステル系。紫やキャメル、ベージュを選ぶお子さんも増えています。

ただ、「女の子はこの色」と決まっているわけではありません。近年は特定の色に集中するというより、いろいろな色へ満遍なく人気が広がっています。淡いミントやシャーベットカラー、深みのあるネイビーを選ぶ女の子も、めずらしくありません。

女の子の色は、この10年で大きく移り変わってきました。工業会の調査では、かつて1位だった赤が2026年には5位(6.6%)まで下がり、代わって紫/薄紫が2021年から1位に定着、いまでは約3割の女の子が選んでいます。長く定番だったピンクも、少しずつその座を譲りました。「女の子は赤」という、ひと昔前の前提は、もうあてはまりません。下の図が、その移り変わりです。

女の子の人気色の移り変わり2018→2026・紫台頭/赤凋落の経年図(出典=工業会・羅羅屋色名併記・色はイメージ)
女の子の人気色の移り変わり(2018→2026)。かつて1位だった赤は5位に、紫/薄紫が1位に定着。出典:ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査」各年(女児・購入色)。( )内は羅羅屋オーダーメイドの近似色名・色はイメージ。

男の子に人気の色の傾向

男の子は、本体の色を黒や紺などに絞り、ステッチ(糸)や縁(へり)の色でアクセントをつけて個性を出す選び方が多く見られます。定番はブラック、ネイビー、ブルー。深いグリーンやブラウンも安定した人気です。

色そのものではありませんが、近年はレインボーカラーの刺繍や、光る反射材があしらわれたデザインに引き寄せられる男の子も増えています。

定番カラーも、新しいカラーも、すべて”出発点”

ここまで傾向をお伝えしましたが、ランキングはあくまで出発点です。実際に「人気の順位」と「目の前のお子さんが選ぶ色」は、よくずれます。

たとえばララちゃんでは、女の子の既製品でいちばん選ばれているのは、人気キャラクター「クロミ」の黒いランドセルです。世間一般のランキングで女の子の黒が上位に来ることは、まずありません。この既製品モデルは、黒でも甘くなりすぎないデザインが特徴です。それでも、家族みんなが納得して黒を選んでいく。ここに、色選びの本当の姿があります。順位ではなく、その子の「好き」で選ばれているのです。

男の子では、今年はゴールドが伸びています。カタログの表紙を握りしめて「これを見にきました」と来場されるお子さんも多く、興味本位で背負ってみた子のほとんどが、そのまま気に入ってしまいます。

最近は、好きなキャラクターや色を自分のなかではっきり決めて来場するお子さんが、年々増えています。「この色以外は考えられない」という、まっすぐな選び方です。お目当ての色やキャラクターだけを目指して来て、そのまま家族みんなで決めていく。ランキングの順位より、その「好き」のほうが、ずっと強い決め手になっています。

人気色を眺めるのは、選びの入り口としておすすめです。けれど、最後に決め手になるのは順位ではありません。後悔しない色の選び方については、「ランドセルの色選びで後悔しない方法」でくわしくお伝えしています。

色をきっかけに自分だけの一本へ仕上げたい方は、「ランドセル オーダーメイドの選び方」もあわせてご覧ください。

後悔しない色選びの3つのポイント。”好きな色”を起点に親子で選ぶ

色で後悔したくない、というのは、すべての保護者に共通する気持ちです。失敗を避けるコツは、難しいテクニックではありません。ランドセル選びの順番と、ほんの少しの考え方です。3つにまとめました。

ポイント1:お気に入りの色を、まず手に取る

展示会でお子さんと選ぶとき、私たちのスタッフは最初にこう声をかけます。「まずは、お気に入りの色を手に取ってみてください」。ランキングや機能の説明から入ることは、あえてしません。

理由は2つあります。ひとつは、最初にランキングを見せてしまうと、自分で選んだという満足感が薄れてしまうから。もうひとつは、特にオーダーメイドの場合、色から決めないと全体像がまとまらず、最後まで選びきれなくなるからです。

本体の色がひとつ決まると、合わせる縁や糸の色、刺繍まで、不思議とすっと決まっていきます。色は、ランドセル全体の土台になります。

色を起点に組み立てる3段階の図
色を起点に組み立てる3つの順番(色→全体像→細部)

ポイント2:色のまとまりは、基本2色

色をたくさん使いたくなったときは、基本2色までを目安にすると、6年使ってもまとまりよく見えます。これは洋服のコーディネートと同じ考え方です。

数え方には、少しコツがあります。淡いピンクと濃いピンクのような同系色は、まとめて1色と数えてかまいません。白と黒は色として数えなくて大丈夫です。だから「2色まで」といっても、見た目の選択肢はかなり広く取れます。

組み合わせ方は3通り。ひとつめは、本体と近いトーンでそろえる同系色。ふたつめは、赤と橙、青と緑のように隣り合う色でつなぐ方法。みっつめは、反対側の色を1点だけアクセントに効かせる方法です。迷っているうちは、まず本体の色から選び、2色で組んでみる。そのうえで「どうしてもこの色を足したい」というワンポイントを、最後に加えてみてください。

ポイント3:親子で意見が分かれたら、お子さんの「好き」を真ん中に

以前は、お母さんとお子さんの意見が分かれて、会場で熱心に説得する場面がよくありました。いまは、ほとんど見かけません。お子さんが選んだ色を、保護者の方がそのまま受け止めるご家庭が増えています。

意見が割れたときは、お子さんの「好き」を真ん中に置いて、一緒に決めてみてください。色の相性が気になるなら、ポイント2の2色ルールが橋渡しになります。色が決まれば、刺繍でさらに自分らしさを足せます。刺繍と色の組み合わせで迷ったら、「ランドセルの刺繍で後悔しないために」も読んでみてください。

選んだ色を、6年間ずっと好きでいるために

「珍しい色だと浮かないかな」「薄い色は汚れが目立つかも」。色を決める前に、こうした心配がよぎることがあります。ひとつずつ、お答えします。

周りの目より、お子さんの「好き」

色がこれだけ多様になったいまは、色で目立って困る時代ではなくなりました。赤と黒の二択だった頃とは、ランドセルへの社会の見方そのものが変わっています。お子さんが納得して気に入った色であれば、それで浮いてしまうという話は、現場でもほとんど聞かなくなりました。

先ほどのクロミの黒も、よい例です。表からはキャラクターを大きく出さず、ふだんは落ち着いた黒に見えるようにデザインしています。キャラクターは、裏地にきちんと描かれています。「外から見えるところはシンプル、自分だけが知っている場所に好きが詰まっている」。この抑えたつくりが、保護者の安心と、お子さんの満足の両方につながっています。

薄い色や白い色の、汚れや色あせは気にしすぎなくて大丈夫

まず汚れは、ふだんのものなら拭けば落ちます。日焼けも、ランドセルカバーをかければ防げますし、ララちゃんが使うベルビオ・5は、カケンテストセンターの耐光や摩擦などの試験をクリアした、もともと色あせの目立ちにくい生地です。黒や赤などの濃い色は、そのなかでもさらに目立ちにくいというだけ。薄い色を選んだからといって、日焼けがすぐ目立つわけではありません。

丈夫さも、色では変わりません。暗い色は傷が目立ちにくい、それだけのことです。日焼けが気になるときのために、ララちゃんでは一台ごとにぴったりの専用カバーをお付けしています。

高学年になっても、好きでいられる色

高学年で飽きないか、という心配もよく聞きます。長く好きでいられるのは、流行で選んだ色より、お子さん自身が好きで選んだ色です。お子さんの成長に6年間寄り添う色だからこそ、好みで選ぶ意味があります。そこにポイント2の「まとまりは2色」を重ねると、6年たっても見飽きません。好きで選び、色を絞る。このふたつが、飽きないランドセルの土台になります。

ララちゃんランドセルの色は?19色と2027年の新色、自由なカスタマイズ

ララちゃんランドセルは、オーダーメイドの本体カラーを19色そろえています。2027年度は新色のイエローが加わりました。縁の色は22色、糸の色は12色。組み合わせは、ご家庭の数だけ生まれます。カラーのバリエーションは、ブラックやネイビーといった定番から、ラベンダーやパープル、ホワイト、キャメル、ベージュまで豊富で、色の一覧は公式サイトでも確かめられます。ランドセルの素材には人工皮革と牛革がありますが、ララちゃんは発色の美しい人工皮革のベルビオ・5を採用しています。

「黄色がいい」と決めて来店されるお子さんは、毎年いらっしゃいます。そうした声に応えて、2027年度はオーダーメイドに鮮やかなイエローが加わりました。同じ黄色でも、鮮やかなイエローは男の子に、淡いイエローの既製品は女の子に選ばれています。私たちは全面的な入れ替えはしないものの、毎年生地を開発し、時代に合わせて色を少しずつ更新しています。

ララちゃんが企画から製造、販売までを会津の自社工場で一貫して手がけているからこそ、これだけのカラーとカスタマイズを自社でお作りできます。同じ色でも、刺繍や内側のデザインが少しずつ違うランドセルを、会場にはたくさん並べています。色をひとつ選んだあと、「もっと素敵に見えるのはどれか」「自分の好みはどちらか」と選んで、仕上げていく。その過程で、お子さんはその色をどんどん好きになっていきます。

画面で見た色のイメージと、実物の色味や革の質感は、写真やシミュレーションだけでは伝わりきらない部分があります。会場で意外と驚かれるのは、黒や赤の重厚感です。落ち着いたツヤのある生地を実際に手に取ると、「思っていたよりずっと高級感がある」と、大人の方が声をあげます。背負い心地も、背負ってみないとわかりません。気になる色が見つかったら、ぜひ展示会で実物を手に取ってみてください。カタログのご請求や展示会のご予約も、お気軽にどうぞ。色から自分だけの一本に仕上げたい方は、「ランドセル オーダーメイドの選び方」ものぞいてみてください。

ランドセルの色選び よくある質問

Q1.ランドセルで一番人気の色は何ですか?

女の子はピンクやラベンダーなどの明るい色、男の子は黒や紺が定番です。ただ、近年はどの色にも満遍なく人気が広がっています。「一番人気」が、お子さんにとっての正解とはかぎりません。

Q2.色で後悔しないのは何色ですか?

特定の色ではなく、お子さんが好きで選んだ色です。流行ではなく「好き」で選ぶと、6年たっても気持ちが続きます。くわしくは「ランドセルの色選びで後悔しない方法」にまとめています。

Q3.女の子のランドセルは赤だと後悔しますか?

赤も6年しっかり使える色です。飽きるかどうかの分かれ目は、色名ではなく色数です。本体と合わせる色を2色までに絞ると、長く好きでいられます。

Q4.男の子と女の子で人気の色は違いますか?

傾向は分かれます。女の子は本体の色そのもので個性を出し、男の子は本体の色を絞ってステッチや縁の色でアクセントをつける選び方が多く見られます。

Q5.高学年になっても飽きない色はありますか?

お子さん自身が好きで選んだ色は、飽きにくいです。さらに色のまとまりを2色までに抑えると、6年たっても見飽きません。

Q6.子どもの好みと親の意見が分かれたら、どうすればいいですか?

お子さんの「好き」を真ん中に置いて、一緒に決めてみてください。色の相性が気になるときは、同系色でそろえる、隣り合う色でつなぐ、と考えると折り合いがつきやすくなります。

Q7.色選びで失敗しやすいのは、どんなときですか?

流行や周りの目だけで選んだときと、好きな色を何色も詰め込みすぎたときです。本体の色から選び、足す色を絞ると、まとまりよく仕上がります。

Q8.珍しい色や黄色を選ぶと、いじめられませんか?

色がこれだけ多様になったいまは、色で目立って困る時代ではなくなりました。お子さんが気に入った色であれば、心配はいりません。通学路で目立たせたいときは、明るい色のカバーをかける方法もあります。

Q9.汚れにくいのは何色ですか?

暗い色は、傷や汚れが目立ちにくい色です。ただし、丈夫さそのものは色で変わりません。薄い色を選んでも強度は同じで、日焼けが気になるときはカバーで防げます。

Q10.ランドセルの色は、あとから変えられますか?

ご注文後、生産に入るまでの期間内であれば、色やデザインの変更を承ります。買ったあとに雰囲気を変えたいときは、付け替えできるカバーが便利です。ララちゃんでは、専用カバーをお付けしています。

著者:ララちゃんランドセル編集部